生きるために働かない

この記事は何?

働く報酬設定のお話。

報酬って大事

私達の脳は、報酬に惹かれる性質をもっています。

結果が不快ならやりたくないですよね。気持ちよければやりたくなる、そういう生き物です。

例えば、ゲームはいい例ですね。 レベル数値が上がると、私達は何か増えた感覚を得ます。実際に強さも増してやれることが増えます。 クエストが設定されていたり、報酬としての称号や装備があったり。まさに正の動機づけって感じです。

例えば、難しい例なら勉強ですね。 勉強は報酬が分かりにくいです。誰かに認めてもらえることはないです。勉強を続けても今レベル上がったかわからないです。うまくやったとしても何も得られないことが多いです。なんだか報酬がないので、負の動機づけって感じですね。

生きるって、なんだかんだ苦しい

生きるって素敵なことだと思います。しかしトータルで見れば苦しいことのほうが多いです。それに生きるって勉強みたいに報酬がわかりづらいんですよね。

私たちの脳は、平均を算出するのが得意です。「生きる」の平均はおおよそ苦しいものだと本能で理解します。なので、生きるために働くと設定すると、意味がわからなくなりがちです。

苦しいことのためではなく、楽しいことのために働く

ということで私からのオススメは、働くことの報酬を設定しておくことです。

お金を稼ぐことでもいいです。美味しいものを食べるためでもいいです。遊ぶためでもいいです。

あなたが何か納得できることを設定しておくと、いざというときの支えになってくれます。

将来のために貯めておかないといけないなら、それでもいいと思います。ただ、辛いことは続けづらいです。貯める分と使う分を分けておくといいかもしれないですね。